日本野球機構(NPB)のファンが何よりも熱い視線を注ぐのが、選手がグラウンドで実際に着用する仕様と寸分違わず仕立てられる「NPBプロコレクションキャップ」だ。今シーズン登場した最新ロットでは、クラウンの構造設計からファブリックの織り密度に至るまで劇的な刷新が断行された。
過去の名作モデルが重厚なウールサージやクラシックなツイル生地で構築されていたのに対し、現行モデルは過酷なナイターや真夏のデーゲームに耐えうる超軽量ハイブリッド吸汗速乾マテリアルへと完全移行。バイザー裏の光の乱反射を抑える特殊ファブリックや、頭部への圧迫感を極限まで排除した立体成型インナーバンドが組み込まれている。
歴代のヴィンテージキャップに見られた素朴なフラット刺繍とは一線を画し、ミリ単位で高さとエッジを計算し尽くした3D高密度ウレタン刺繍がフロントロゴに施されている点も見逃せない。手に取った瞬間に伝わる剛性感としなやかさの両立こそ、ヘビーデューティーな実戦スペックが放つ最大の魅力だ。