大和田家の歴史を語る上で、兄弟それぞれの妻が果たした役割は計り知れない。獏の妻であった岡江久美子さんの明るく太陽のような笑顔と、伸也の妻で舞台を中心に実力派女優として活躍する五大路子の包容力。ふたりの女性がいたからこそ、大和田家は家族ぐるみの深い絆を維持し続けることができた。
2026年春、突然の悲劇が家族を襲った。岡江久美子さんの急逝という深い悲嘆のなか、伸也と五大路子は憔悴する獏と愛娘の大和田美帆を献身的に支え続けた。メディアの前で涙をこらえながら弟への気遣いを語った伸也の姿は、多くの人々の胸を打った。悲しみを共有し、寄り添い合う家族の存在が、獏の再起への大きな糧となったことは疑いようがない。