デビュー以降、南果歩さんは映画を中心に目覚ましいキャリアを築き上げていきます。1989年公開の映画『夢見通りの人々』では、ブルーリボン賞助演女優賞およびエランドール賞新人賞を受賞。清純派のイメージを軽やかに飛び越え、市井に生きる女性のたくましさや哀愁を表現できる貴重なバイプレイヤーとして地位を確立しました。
三谷幸喜監督の傑作コメディ『ラヂオの時間』(1997年)や、重厚な人間ドラマを描いた『家族X』(2011年)など、映画の代表作は枚挙にいとまがありません。テレビドラマの世界でも、NHK連続テレビ小説や大河ドラマ、サスペンスドラマ『スペシャリスト』シリーズなど、幅広いジャンルで確固たる存在感を示し続けてきました。