駐日ジョージア大使館のアカウントが一躍脚光を浴びたきっかけは、X (旧Twitter)での飾らない日常のシェアだった。かつての大使館広報といえば、要人の会談風景や難解な共同声明を無機質に発信するのが常識だったが、レジャバ氏はその壁を粉々に打ち破った。
朝食の納豆ご飯に舌鼓を打ち、時には日本特有のネットスラングを完璧な文脈で使いこなす。その距離感の近さに、日本のフォロワーは親近感を抱かずにはいられなかった。これこそが、国家間の対話を市民レベルに直接届けるパブリックディプロマシーの現代的極致だ。国家の威厳を振りかざすのではなく、国民の懐に飛び込む。その結果、大使館のアカウントは数多くの日本人にとって「最も身近な外国の窓口」へと変貌を遂げた。