オクラの保存性を高め、口当たりを格段に向上させるために欠かせないのが「オクラ 産毛取り 下ごしらえ」です。オクラの表面には無数の細かいトゲのような産毛が生えており、これを放置すると口当たりが悪くなるだけでなく、表面に汚れや雑菌が残りやすくなります。
下処理の基本手順は以下の通りです。
- ガクとヘタの処理:ヘタの先端を数ミリ切り落とし、ガク(ヘタの周りの筋張った角の部分)を包丁で鉛筆を削るようにくるりと薄く剥き取ります。ヘタ全体を切り落としてしまうと穴が開き、水洗いや加熱時に内部へ余計な水分が入り込んで水っぽくなるため注意が必要です。
- オクラ 下処理 板ずり:オクラ1ネット(8〜10本)あたり小さじ1程度の塩を全体に振り、まな板の上で手のひらを使ってゴロゴロと軽く体重をかけながら転がします。塩の研磨作用で産毛が綺麗に削ぎ落とされ、表面の緑色も鮮やかになります。
- 水洗いと水気取り:流水で塩と取れた産毛をサッと洗い流します。この後、清潔なキッチンペーパーで1本ずつ徹底的に水気を拭き取ることが、保存時の変色や劣化を防ぐ最大の分岐点です。
冷蔵保存する場合は、水気を完全に拭き取ったオクラを2〜3本ずつキッチンペーパーで巻き、ジッパー付きポリ袋に入れて野菜室に「ヘタを上にして立てて保存」します。これだけで、そのまま放置した場合と比べて鮮度が格段に長持ちします。