元々ザ・ドリフターズは、1956年に結成された名門マウンテンボーイズを前身とするロカビリー・コミックバンドとしてスタートしました。かつては坂本九さんらも在籍していた歴史があり、1964年に桜井輝夫さんからリーダーを引き継いだいかりや長介さんが、加藤茶さん、高木ブーさん、仲本工事さん、荒井注さんを集めて新生ドリフを結成しました。
彼らの音楽的実力は極めて高く、1966年にはビートルズの日本武道館来日公演の前座を務め、「のっぽのサリー」を見事な演奏とコミカルな演出で披露した伝説を持ちます。
バンドとしての高い技術をベースに、1969年からスタートしたのがTBS系『8時だョ!全員集合』でした。巨大な舞台装置を用いた公開生放送の一発勝負コントは日本中を熱狂させ、1973年4月7日には歴代最高視聴率50.5%(ビデオリサーチ関東地区)という驚異的な大記録を樹立。この記録は、日本のバラエティ番組史における不滅の金字塔となっています。
さらにフジテレビ系『ドリフ大爆笑』では、軍歌「隣組」のメロディをアレンジした「ド・ド・ドリフの大爆笑〜」という象徴的なオープニングテーマと、スクールメイツを従えた華やかなダンスで視聴者を魅了。「雷様」「もしもシリーズ」など、テレビの歴史に残る数々の名作コントを量産しました。