任天堂は静観を決め込んでいるわけではない。業界関係者によると、同社は画像認識AIを用いた自動監視システムを導入し、主要なSNSや動画プラットフォーム上にアップロードされる違法コンテンツの早期検知に乗り出している。これにより、公開から数分で削除されるケースも増えた。
だが、この技術にも限界はある。人間には判別できてもAIの検知網に引っかからないよう、微細なノイズを画像に混ぜる「対AIプロテクト」技術が制作者側で開発され、イタチごっこは泥沼化している。テクノロジーの進化が、皮肉にも規制側と違反者側の双方を研ぎ澄ませる結果となっている。