首都圏を中心とした拠点づくりが一段落した今、次なる布石として業界関係者が注目しているのが、地方中核都市へのロードサイド展開と都市型小型店舗の実験だ。ドライブスルーを併設した郊外型モデルの検討が進んでおり、ファミリー需要を根こそぎ獲得する青写真が描かれている。
この店舗包囲網を後押ししているのが、デジタルを活用したデリバリーインフラの最適化だ。Uber Eatsや出前館といった主要プラットフォームとの連携を深め、注文から調理、配達員への手渡しまでのタイムラグを極限まで削ぎ落とすシステムが稼働している。
揚げたての衣が配達中に湿気を吸ってしまわないよう、通気性と保温性を両立させた特製パッケージの採用など、細部にわたる工夫が光る。自宅やオフィスにいながら、カウンターで受け取った瞬間と変わらないクリスピーなオレンジチキンを味わえる環境が、リピート率を強固に支えている。