事態を受けて動員された捜索態勢は異例の規模に達した。富山県警察および高岡警察署は、連日警察官や消防団員を投入して側溝や藪の中をローラー作戦で捜索。同時に、下流へと繋がる河川や富山湾沿岸部では、伏木海上保安部が巡視艇や潜水士を配備して広範囲の行方不明者捜索を展開した。
しかし、捜索隊の前には富山特有の網の目のような水路網が立ちはだかった。庄川や小矢部川へと注ぐ水流は複雑に分岐し、地下暗渠へと潜り込む箇所も多い。陸上と水上の双方向から懸命な確認が続けられたものの、障害物の多さと濁流が捜索のスピードを阻む要因となった。