長年所属したバーニングプロダクションから2018年に独立し、自身が立ち上げた「株式会社明後日」へと軸足を移した決断は、彼女のキャリアにおける最大の転換点となった。巨大な庇護を離れ、舞台の企画・制作からチケットのもぎりまで自らこなす現場主義。そこには「自分が本当に面白いと信じるものを形にしたい」という純粋な創作意欲がある。
プロデューサーとしての手腕は業界内でも高く評価されており、小劇場での実験的な公演から地方創生に繋がるカルチャーイベントまで、その活動領域は拡大の一途をたどる。守られる側から創り出す側へ。表現者としての覚悟が、彼女の私生活や人間関係にも揺るぎない芯を通している。