二人の最初の接点は、結婚から遡ること14年前、2001年のことだった。当時、ファッション誌『an・an』の超人気企画において、福山雅治がカメラマンとして吹石一恵を撮影するというコラボレーションが実現した。当時、吹石はまだ18歳。高校を卒業したばかりの瑞々しい輝きを放っていた。一方の福山はすでに30代に入り、アーティストとしても俳優としても確固たる地位を築いていた。
この撮影現場で、福山は吹石に対して「甘い色気がある」と絶賛したという。しかし、この時点ではまだ恋愛関係に発展することはなかった。年の差もあり、お互いにリスペクトし合う仕事仲間、あるいは憧れの先輩と後輩という関係性に過ぎなかったのだ。だが、この時の強烈な第一印象が、のちの運命を決定づける伏線となったことは間違いない。