あの夜、何が起きたのか。時計の針を2015年1月10日の深夜へと戻す。東京都港区元麻布のビル工事現場。冷え切ったコンクリートの床の上で、動かなくなった男性が発見された。通報を受けて駆けつけた警察官が確認したときには、すでに息を引き取っていたという。遺体の身元が秋吉久美子の長男であると判明するまでに、そう時間はかからなかった。高さ約10メートルの足場から転落したとみられるその遺体は、あまりにも唐突な最期を物語っていた。
秋吉久美子、最愛の息子を襲った「転落死事件」の真実と11年目の葛藤——昭和の大女優が背負い続ける沈黙の重み
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