実際にソフトを利用しているプロ・アマチュア双方から寄せられたファイナルドラフトの評判と口コミを分析すると、明確なメリットと割り切るべきデメリットが浮き彫りになります。
肯定的な意見として圧倒的に多いのは、業界内での互換性と信頼感です。「海外のコンペやエージェントに『.fdx』ファイルを提出する際、フォーマット崩れを一切心配しなくて済む」「執筆中の軽快なキーボードショートカットに慣れると、ほかのシナリオライティングソフトには戻れない」といった、ファイナルドラフトの使い方に習熟したユーザーからの絶賛の声が目立ちます。
一方で、マイナス評価として挙げられるのは、導入コストの高さと日本ローカル特有の作法への非対応です。「日本のテレビドラマ用フォーマット(柱・ト書き・セリフの独自ルール)に合わせるには裏技的なテンプレート調整が必要」「日本語のルビ(振り仮名)機能がない」といった指摘は、国内市場向けに執筆するクリエイターにとって無視できない課題と言えます。