子宮外妊娠の初期症状はいつから?激痛・出血の特徴と危険なサイン

子宮外妊娠の初期症状はいつから?激痛・出血の特徴と危険なサイン

子宮外妊娠の初期症状はいつから?激痛・出血の特徴と危険なサインについて知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

異所性妊娠の約95%を占める卵管妊娠において、最も恐れるべき事態が「卵管破裂」です。狭く薄い卵管壁の中で受精卵が成長し続けると、耐えきれなくなった卵管組織が裂け、腹腔内で大量出血を引き起こします。

破裂が差し迫った兆候、あるいは破裂した瞬間の症状として、以下のような極めて特徴的な危険サインが現れます。

・突き刺すような突然の激しい下腹部痛(脂汗が出て立っていられないほどの痛み)
・肩や肩甲骨周りの放散痛(腹腔内に溜まった血液が横隔膜を刺激して生じる特有の痛み)
・急激な血圧低下に伴う顔面蒼白、冷や汗、めまい、失神
・強い便意や肛門の圧迫感(骨盤底のダグラス窩に血液が充満することによる刺激)

腹腔内での出血は外性器からの出血量とは比例せず、体外にはわずかな出血しか出ていなくても体内では数リットル規模の出血が進行しているケースがあります。意識障害や強いふらつきを伴う激痛が生じた場合は、一刻を争う救急搬送の要請が必要です。

吉田 誠
Author

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。