鬼舞辻無惨との最終決戦を生き延びた後、戦場はさらなる絶望に包まれます。無惨の血と力を注ぎ込まれた炭治郎が「鬼の王」として覚醒し、暴走を始めたのです。
太陽を克服し、仲間たちを無差別に攻撃する炭治郎を前に、残された隊士たちにはもはや彼を止める手段がありませんでした。その時、カナヲの懐には、しのぶから預かっていた珠世特製の「人間返しの薬」が残されていました。
炭治郎を傷つけずに薬を打ち込むためには、高速で暴れ回る触手と攻撃を掻い潜り、懐へ飛び込むしかありません。カナヲは残された左目で再び「彼岸朱眼」を使用しました。肉体を貫かれ重傷を負いながらも、カナヲは見事に薬の注入に成功。炭治郎を人間の姿へと引き戻す決定打となったのです。