現存する宮家の中で、皇位継承者を抱える唯一の存在が秋篠宮家である。秋篠宮文仁親王は皇位継承順位第1位の「皇嗣」として内廷皇族に準ずる重責を担い、その長男である悠仁親王は皇位継承順位第2位に位置する。
NHKや日本テレビ報道局などが制作する政治・皇室ドキュメンタリーでも度々特集される通り、次世代の皇位継承者が悠仁親王ただお一人であるという現実は、制度の脆弱さを浮き彫りにしている。秋篠宮家にかかる心理的・物理的負担は極めて重く、皇室の将来が一本の細い糸に委ねられている現状に対して、宮内庁内外から懸念の声が止まない。
他の宮家(常陸宮家、三笠宮家、高円宮家)においては高齢化が進み、未婚の女性皇族が中心となっている。制度上、女性皇族が一般男性と結婚すれば民間人となって皇籍を離れるため、このままでは秋篠宮家以外の宮家が近い将来にすべて自然消滅するというカウントダウンが始まっている。