結論から言えば、戸籍上の配偶者が存在する事実は確認されていない。独身である。それは長年マツコ・デラックスという表現者を追ってきたメディア関係者の間でも共通した見解だ。では、なぜ「奥さん」というワードがここまで強烈に検索されるのか。
発端は、バラエティ番組内での些細な冗談や共演者との軽妙な掛け合いにある。番組内で時折見せる所帯染みた愚痴や、料理や家事に対する異常なまでのこだわり。それが視聴者に「誰かと暮らしているのではないか」という錯覚を抱かせた。さらに、ネット特有の拡散力によって、単なる憶測がいつしか「極秘婚疑惑」へと変貌を遂げていったのだ。
メディア露出が極めて多い一方で、私邸の場所すら厳重に守られている。自宅から一歩も出ずにデリバリーを頼み、録画した番組を見続ける休日の孤独。本人が公言するそのリアルな生活像こそが、逆に「何かを隠しているのではないか」という深読みを生む土壌になっている。