デジタル画面のフラットな刺激に囲まれて育った若者たちにとって、毛並みの柔らかさや程よい重み、どこか哀愁を帯びた表情は新鮮な体験として映る。スマホの画面をいくらスワイプしても得られない「実体のある可愛らしさ」がそこにはある。
とりわけSNS上で拡散されているのは、各自が独自のカスタマイズを施した「世界に一つだけの相棒」だ。ヴィンテージの古着を着せたり、ピアスをつけたりして、自分らしさを表現するキャンバスとして楽しむスタイルが定着。かつての抱き枕的な存在から、個性を主張するファッションアイテムへと鮮やかな転身を遂げた。