肩関節の可動域を取り戻す上でカギを握るのが、「肩甲骨」の動きだ。肩甲骨が背中にへばりついたように固まっていると、腕を上げる際に肩の関節だけに無理な負担がかかってしまう。
そこでおすすめなのが、器具を使わずに自宅で試せる「肩甲骨はがし」ストレッチだ。両肘を曲げて肩の高さまで上げ、息を吐きながら肘をゆっくりと後ろに引き、左右の肩甲骨を中央に寄せる。そのままの姿勢で肘を上から下へと大きく円を描くように回す。肩甲骨を包む「筋膜」が解き放たれ、肩周りの血流が一気に跳ね上がるのを感じられるはずだ。
入浴後の体が温まっているタイミングで行うと効果がさらに高まる。決して無理な力を入れず、息を止めずにリラックスして行うことが成功の条件だ。