Q1:タイトルにある「虹色の戦争」の「虹色」にはどんな意味が込められていますか?
A1:一般的に多様性や平和のシンボルとされる「虹(七色)」を逆手に取った表現です。地球上に息づく多種多様な動植物たちの生存競争を象徴すると同時に、人間が自らの美意識や都合に合わせて生命を色分けし、勝手に価値を決めて争わせている皮肉が込められています。
Q2:ライブで観客が楽しそうに手を振る定番曲なのに、なぜ「怖い」と言われるのですか?
A2:極めて明るく親しみやすいアッパーポップスのメロディに乗せて、人間が花や虫に対して行っている「無邪気な殺戮と命の選別」という重苦しいテーマを歌っているためです。曲調の快活さと歌詞の残酷さのギャップが、リスナーに心理的な恐怖(不気味の谷のような違和感)を与えています。
Q3:インディーズアルバム『EARTH』がリリースされた当時の制作背景はどのようなものでしたか?
A3:メンバー自らの手で地下のライブハウス「club EARTH」を手作りし、多額の借金や精神的葛藤を抱えながら制作された初期の代表作です。失意の底から「世界の終わり」からリスタートしたFukaseの研ぎ澄まされた死生観と、社会の偽善に対する鋭いアンチテーゼがストレートに投影されています。