ふたりの出会いは2018年の夏に遡ります。共通の知人を介した食事の席で初めて顔を合わせた際、鈴木誠也は畠山の凛とした佇まいと礼儀正しさに一目惚れしたと、当時の特番インタビューでも率直に明かされています。一方の畠山も、当時すでに広島東洋カープの主砲として重圧を背負っていた鈴木の純粋な野球への情熱と、裏表のない人柄に惹かれていきました。
交際がスタートしてからも、畠山愛理と鈴木誠也は互いの立場を深く尊重し合いました。トップアスリートとして日の丸を背負った経験を持つ畠山だからこそ、シーズン中のプレッシャーや肉体的疲労、スランプの苦しみを誰よりも感覚として理解できたのです。2019年12月、ハワイでの挙式とともに正式発表された結婚は、「トップアスリート同士の理想的なビッグカップル」として列島を沸かせました。
日本球界からMLBへの挑戦が決まった2026年春のポスティング移籍時、鈴木誠也の嫁としての移籍への覚悟を問われた際、畠山は周囲に「彼が一番輝ける場所で思い切り勝負してほしい」と語ったと報じられています。夫の夢を自分の夢として重ねつつも、過度に依存しない精神的な自立が、過酷なメジャーの舞台で躍動する鈴木を支える最大の推進力となっています。