世代を超えて支持される楽曲群の中で、現代のファンはどの曲を支持しているのでしょうか。音楽配信プラットフォームのグローバルストリーミング指標、カラオケランキング(DAM・JOYSOUND)、各種WebメディアやSNSでのアンケート調査を統合分析し、スラムダンク主題歌人気ランキングの実勢値を割り出しました。
客観的な指標を総合すると、不動の上位3曲が浮かび上がります。
第1位:『世界が終るまでは…』WANDS
世代別アンケートにおいて30代〜50代からの圧倒的支持を集めるだけでなく、カラオケのアニメソング部門でも常にトップクラスを維持しています。アジア圏を中心とした海外人気も凄まじく、中国や台湾のイベントで合唱が起きる光景は日常茶飯事です。三井寿というキャラクターの人気と分かち難く結びついた不滅のアンセムです。
第2位:『第ゼロ感』10-FEET
映画の世界的ヒットに伴い、10代〜20代のZ世代リスナーおよび海外の映画ファンから猛烈な支持を獲得しました。各サブスクリプションの総再生数やSNSでのバスケットボール関連動画のBGM採用実績では歴代楽曲の中で群を抜いており、単独のロックナンバーとしても近年の邦楽シーンを代表する数字を叩き出しています。
第3位:『あなただけ見つめてる』大黒摩季 / 『マイ フレンド』ZARD(同率)
イントロのブラスセクションだけで会場が沸く大黒摩季氏のアッパーチューンと、坂井泉水氏の温かくも切ない歌声が青春の脆さを包み込むバラード。前者はドライブ感とカラオケでの盛り上がり、後者は卒業式や部活動の引退シーンを想起させるエモーショナルな共感値において、極めて高い評価を二分しています。
ネット上の掲示板やSNSの生の声を検証すると、「バスケ部時代の苦しい夏を思い出す」「映画の無音からのイントロで鳥肌が止まらなかった」といった、個人の実体験や身体的記憶と直接結びついたコメントが極めて多く見られます。単に耳触りが良いだけでなく、聴き手自身の青春の原風景と不可分に結びついている点が、このランキングの強固さの証明です。