マスタング声優交代の真相!大川透から三木眞一郎への理由と現在

マスタング声優交代の真相!大川透から三木眞一郎への理由と現在

マスタング声優交代の真相!大川透から三木眞一郎への理由と現在の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

『鋼の錬金術師』において、なぜロイ・マスタングの声優交代が実施されたのか。その最大の理由は、「2009年版FAが2003年版の続編ではなく、原作漫画を最後まで忠実に映像化する完全新作リメイクとして企画されたため」です。

2003年に放映された第1作(全51話)は、当時原作漫画の連載が序盤だったこともあり、原作者の荒川弘氏の合意のもと、中盤以降にアニメオリジナルの壮大なストーリーを展開しました。これに対し、2009年放送の『FA』(全64話)は、原作コミックスの最終話完結に合わせてリアルタイムでクライマックスへ突き進む「完全原作準拠プロジェクト」として立ち上げられました。

この制作方針に伴い、監督に入江泰浩氏、音響監督に三間雅文氏を起用した新チームは、劇中のアンサンブルを再構築するために大規模な再オーディションを実施しました。主人公のエドワード役・朴璐美氏、アルフォンス役・釘宮理恵氏といった物語の絶対的コアは続投となったものの、軍部やホムンクルス陣営を中心とする多くのメインキャストが一新されることになったのです。

音響制作関係者の証言や当時の制作インタビュー資料を精査すると、マスタング大佐の設定年齢である「29歳〜30歳」という若さが、キャスティングにおいて極めて重要視されたことが窺えます。2003年版で大川透氏が表現した円熟味あふれる大人の指揮官像に対し、原作の過酷な軍部政治を狡猾かつ情熱的に駆け上がる「青さの残るエリート軍人」の輪郭を改めて際立たせるため、三木眞一郎氏へのバトンタッチが決断されました。

林 結菜
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林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。