店内の陳列棚には、ハード系からヴィエノワズリー、親しみやすい惣菜パンまで常時40〜50種類が美しく並びます。来店者の購買動向と編集部の実食検証から導き出された、外せない主力メニューの特徴を整理しました。
筆頭に挙げるべきは「牛肉ゴロゴロ自家製カレーパン」(税込290円)です。一口かじれば、カリッと薄めの衣の軽快な音とともに、10種類以上のスパイスと香味野菜を赤ワインで4時間煮込んだ濃厚なフィリングが溢れ出します。角切り牛肉の確かな食感があり、冷めても油っぽさを感じさせない軽さは、米粉をブレンドした特製パン粉の賜物です。
スイーツ系では「奥久慈卵の自家製クリームパン」(税込240円)が不動の人気を誇ります。指で持ち上げると崩れそうなほど柔らかな薄皮生地の中に、毎朝銅鍋で丁寧に炊き上げるカスタードクリームが隙間なく充填されています。バニラビーンズが豊かに香り、濃厚でありながら後味のキレが良いクリームは、長年通い詰める常連客からも「他店とは口溶けの次元が違う」と絶賛されています。
日々の食卓を支える「極み湯種食パン」(1斤 税込390円)は、トーストすると外側はサクッと香ばしく、内側はまるで羽二重餅のような驚異的な保水力を誇ります。トーストせずにそのままちぎって食べても小麦の自然な甘みが口いっぱいに広がり、パンの店ボノのおすすめメニューとして幅広い世代から選ばれ続ける理由が腑に落ちます。