新大阪駅の乗り換えにおいて、多くの利用者が予期せぬ長距離移動を強いられるのが、関西国際空港連絡特急「はるか」、紀伊半島方面への特急「くろしお」、そして城東貨物線を旅客線化した「おおさか東線」への乗り換えです。
これらの路線が発着するのは、在来線ホームの西端に位置する「1番のりば・2番のりば」です。新幹線の乗換改札口を通過してから在来線コンコースを延々と西側へ歩く必要があり、通常の新快速や快速が発着するホームへ降りるのと比較して、歩行距離が150〜200メートルほど余分に加算されます。
特にはるかを利用する訪日外国人観光客や大型スーツケースを携行する乗客が集中するため、1・2番のりば行きのエスカレーターやエレベーター周辺は慢性的な混雑が生じます。「乗り換え案内で示された所要時間よりもさらに3〜5分長くかかった」という体験談がネット上でも散見されるのは、このホーム端部への移動距離と旅行者の滞留が主要因です。関空連絡特急を利用するスケジュールを組む際は、新幹線到着から特急発車まで最低でも15分、確実性を重視するなら20分の接続時間を確保するのが鉄則です。