新生児の頭部は、体重の約4分の1というアンバランスな重さを占めている。生まれたばかりの赤ちゃんは頚部の筋肉が未発達なため、自力で頭を支えることができない。これが生後2か月を過ぎる頃から、首後ろの伸筋群が徐々に発達し始め、うつ伏せにした際に少しずつ頭を持ち上げられるようになる。
生後3か月前後になると、脳からの神経伝達系と筋力が噛み合い始める。グラグラしていた首が安定し、周囲の音や光に反応して自分の意思で首を左右に動かせるようになるわけだ。この一連の流れが完了した状態を一般に「首がすわった」と呼ぶ。