2026年現在、多くの飲食店で導入されているのが、QRコードを使ったスマートフォン注文だ。店員と会話することなくオーダーが完結する便利さの裏で、新たな問題も浮き彫りになっている。システム上、「人数分の注文が完了しないと送信ボタンが押せない」仕様になっている店舗が増えているのだ。
「冷たい機械に『注文が足りません』とエラー表示されると、なんだか急かされているようで居心地が悪い」。そう漏らす利用客もいる。対面であれば「子供が小さいので」と相談できた微調整が、デジタル化によってシャットアウトされ、融通が利かなくなっている側面は否めない。