生活面への具体的な悪影響として真っ先に挙げられるのが、屋外に干した洗濯物と愛車への被害だ。黄砂が付着した衣服をそのまま着用すると、肌荒れや呼吸器への刺激原因となるため、飛来予測が出ている期間は部屋干しを徹底したい。コインランドリーの乾燥機を活用するのも有効な手段だ。
一方、屋外に駐車している自動車も深刻なダメージを受ける。黄砂の成分には硬い鉱物結晶が含まれており、付着した状態で乾拭きしたりワイパーを動かしたりすると、ボディの塗装面やフロントガラスに細かい擦り傷が無数についてしまう。洗車の際はまず大量の水で砂を優しく流し落とし、その後にたっぷりの泡で洗うのが鉄則だ。前もってボディコーティングを施しておくことも、長期的被害を防ぐ賢明な選択と言える。