「チョコレートやケーキなど、甘いものが止まらなくなったらお腹の子は女の子」。これも非常によく知られたジンクスです。逆に、ジャンクフードやフライドポテト、お肉などの塩気があるものを欲するときは男の子と言われています。妊娠初期から中期にかけて劇的に変化する妊婦さんの味覚は、多くのドラマを生み出します。
この味覚の変化は、急激に分泌量が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)の影響によるものです。体が一時的に特定の栄養素を欲したり、脳の報酬系が変化したりすることで起こる生理現象であり、赤ちゃんの染色体がXX(女の子)かXY(男の子)かによって左右されるわけではありません。それでも、「今日はどうしてもパフェが食べたいから、やっぱり女の子かも」とパートナーと笑い合う時間は、妊娠期のストレスを和らげる貴重な潤滑油になっています。