対戦環境の最下位層に位置づけられるキャラには、明確な構造的欠陥が存在する。もっとも顕著なのが「フレーム性能の遅さ」と「攻撃判定(ヒットボックス)の不遇さ」だ。技の発生速度が遅いファイターは、相手のガードに対してリスクをつけられず、立ち回り(ニュートラル)での差し合いにおいて主導権を完全に奪われてしまう。
さらに、空中移動速度の遅さや復帰技の直線的な軌道は、高レベルな対戦において致命的だ。相手に一度ステージ外へ追い出されると、崖際での強い立ち回りや復帰阻止を前にして無力化する。ガードキャンセル行動(シールドからの反撃技)の選択肢が乏しい点も、相手に強引な攻めを許してしまう大きな要因といえる。