日本のソーシャルメディア(X/旧Twitter、note、掲示板等)や国際的なファンコミュニティにおける実際の利用者の声を調査すると、国内サービスとは異なるAO3特有のカルチャーと高い満足度が浮かび上がってきます。
「長編の海外ファンフィクションをブラウザ翻訳で読んでいるが、翻訳精度が高すぎて完全に海外文学を読んでいる感覚になる。国内ではマイナーなカプでも海外に数千件の作品があって救われた」(20代・女性ユーザー)
「『Kudos(称賛・いいね)』ボタンが1作品につき1回しか押せないシステムだからこそ、1つのKudosの重みを感じる。何万字もの大作をEPUBで一括保存してKindleでオフライン読書できるのが便利すぎる」(30代・クリエイター)
一方で、「タグの付け方が海外特有のノリ(作者の雑談のようなフリータグ)も多く、最初は絞り込みにコツが必要だった」「日本語作品の絶対数はpixiv等に比べるとまだ限られている」といった現実的な課題を指摘する声も存在します。国内プラットフォームと併用しながら、国境を越えたアーカイブとして活用するのがファンの標準的なスタイルとなっています。