永田町では「国対のプロ」「歯に衣着せぬ論客」としてのイメージが強い安住氏ですが、地元・宮城県における実像は極めて泥臭い地方議員的なアプローチを貫いています。
安住氏の父・安住重彦氏はかつて牡鹿町長を務めた地方政界の実力者であり、地域コミュニティに根ざした人脈基盤が存在していました。しかし、それ以上に安住氏の強さを支えているのは、「毎週必ず地元に帰り、隈なく回る」という徹底した現場主義です。
報道関係者や地元有権者の証言によると、国会会期中であっても週末には必ず選挙区へ戻り、漁港の朝市から小規模な集落の集会、商店街の挨拶回りまで、膨大な数の対話活動をこなしています。党派を問わず「地域の冠婚葬祭や困りごとに最も早く駆けつける政治家」としての地位を築き上げており、これが保守色の強い地方沿岸部において野党候補でありながら自民党支持層をも取り込む最大の要因となっています。