ファンやメディアを驚かせたのが、彼女の私生活における大きな転換期でした。伴都美子は2012年9月、4歳年下の舞台制作スタッフの男性と入籍。2014年6月に長男、2015年12月に次男を出産し、順風満帆な家庭生活を築いていると見られていました。
しかし、その平穏を大きく揺るがしたのが2016年4月に発生した熊本地震でした。故郷が甚大な被害を受けた報に接し、幼い子どもたちを抱えて東京で暮らしていた彼女は、激しい衝撃と無力感を味わったといいます。当時のインタビューや手記で語られた「何かあったときに、自分は子どもたちを守り抜けるのか」「豊かな自然と家族の温もりがある故郷で、子どもたちをのびのびと育てたい」という切実な想いが、熊本移住を決断する直接の引き金となりました。
一方で、生活拠点を東京から九州・熊本へと移す選択は、東京で多忙を極める夫の仕事環境との間に避けられない物理的・精神的な距離を生むことになります。報道や本人の告白によると、互いに話し合いを重ねた結果、家族のあり方や人生観の相違を認め合い、2018年7月に円満な形で離婚が成立しました。
一部のゴシップ報道が推測したような泥沼の愛憎劇ではなく、お互いの人生と子どもの将来を最優先に考え抜いた上での「前向きな決断」でした。現在、成長期を迎えた2人の息子(2026年時点で長男は小学校高学年〜中学生、次男も小学生)とともに、熊本の大自然の中で野菜を育て、泥だらけになって遊ぶ日常を過ごしています。母としての責任を果たしながら、自立した暮らしを営むその姿は、多くのシングルマザー層からも共感を集めています。