ネット上のQ&AサイトやSNSを調査すると、「手軽だから」と塩を撒いてしまった生活者の悲痛な叫びが数多く確認できます。
大手質問サイト『Yahoo!知恵袋』に寄せられた代表的な相談事例では、「空きスペースの雑草に粗塩を5kg撒いたところ、2ヶ月後に3メートル離れた場所にあるお気に入りのシンボルツリー(オリーブ)の葉がすべて落ちて枯死した」「雨水桝の周囲に塩を撒き続けた結果、雨水パイプの接続部がボロボロに朽ちて地盤沈下を起こした」という切実な報告が後を絶ちません。
さらに深刻なのは、境界フェンス沿いに塩を撒いた事例です。隣家の敷地に高低差で塩水が流れ込み、隣人が大切に育てていた花壇のバラを全滅させてしまったケースでは、損害賠償金の支払いに加えて近隣関係が完全に破綻し、最終的に引っ越しを余儀なくされたという実例も報告されています。現場の生の声が物語るのは、「塩は一度撒いたら二度と元の平和な日常には戻せない」という厳しい現実です。