数あるクリリンの技一覧(かめはめ波、太陽拳、拡散エネルギー波など)の中でも、最高峰の切れ味と戦術的価値を誇るのが気円斬です。この技の恐ろしさは、使用者の戦闘力からは到底考えられない破壊力・切断力を発揮する点にあります。
『ドラゴンボール大全集』をはじめとする公式設定資料によると、気円斬は「自らの気を円盤状に極限まで薄く練り上げ、超高速で回転させて放つ技」と解説されています。一般的なエネルギー弾が「衝撃波」や「爆発」による打撃ダメージを与えるのに対し、気円斬は接触面への圧力を極限まで高めた「刃」として機能します。
このメカニズムにより、相手の気による防御被膜を容易に切り裂くことが可能となっています。また、ファンの間では気円斬の元ネタとして、特撮『ウルトラセブン』のアイスラッガーや八つ裂き光輪(ウルトラマン)、あるいは東洋武術の暗器・チャクラムが挙げられることが多く、鳥山明氏の卓越したアクション演出感覚が凝縮された技といえます。