栄光の頂点にいた時代から、独立への道筋はすでに引かれていたのかもしれない。長年所属したYGエンターテインメントとの専属契約終了、そして自らの言葉で明かしたBIGBANGからの脱退。それはファンにとって耐え難い衝撃であったと同時に、彼にとってはアーティストとしての自己救済だった。
アイドルグループの枠組みの中で求められる役割と、一人の人間・表現者として湧き出る内面的な衝動。その乖離に苦しみ抜いた末に出した決断は、決して過去の否定ではない。自身のSNSで「人生の次のステージへ向かうための旅立ち」と表現した通り、彼は巨大な看板を自ら手放し、完全な孤立を選ぶことでしか得られない自由を求めたのだ。