長寿番組の屋台骨である人気コーナーは、現代のコンプライアンスやジェンダー観の変化に配慮しつつ、巧みなアップデートを行っています。
「やってTRY!」のアップデートと料理コンテンツとしての再評価
街頭の若者に料理を作ってもらう名物コーナー「やってTRY!」は、かつて「若い女性の料理下手を見て笑う企画」という批判を一部から受ける局面もありました。しかし移行後は、参加者の性別を問わず男性や多様な層に声をかけるスタイルへと柔軟に変化しています。
さらに、後半の一流料理人によるプロの技法解説に一層のスポットを当てることで、単なるバラエティから「誰でも役立つ実践的クッキングレッスン」へと価値を再定義。公式YouTubeでもレシピダイジェストが安定した再生回数を稼いでいます。
地域社会の矛盾を突く調査報道「噂の現場」の粘り強さ
行政の不条理、空き家問題、迷惑施設トラブル、道路建設計画の迷走など、住民生活に密着した課題を徹底追及する「噂の現場」は、地上波時代と変わらぬ切れ味を保っています。地方自治体の杜撰な対応に対してスタジオ出演陣が容赦ない突っ込みを入れる構図は、ネットニュースメディアやSNSでもたびたび話題化しており、質の高い調査報道枠としての存在感は健在です。