科学技術高校の真骨頂は、出口戦略における強さにあります。「専門高校=就職」という固定観念は完全に過去のものとなり、現在では卒業生の過半数が大学へ進学しています。
進学実績において注目すべきは、総合型選抜(旧AO入試)および学校推薦型選抜での圧倒的な合格率です。国公立大学(東京農工大学、電気通信大学、筑波大学、横浜国立大学など)や、難関私立大学(早稲田大学、東京理科大学、芝浦工業大学、明治大学など)の理工系学部において、科学技術高校の生徒は極めて高い評価を受けています。
一般入試のペーパーテストだけでは測れない「自ら課題を設定し、3年間実験と検証を繰り返した研究論文」「学会発表やロボットコンテストでの入賞実績」は、大学側が求めるアドミッション・ポリシーと完全に合致します。面接官である大学教授から見ても、すでに大学1〜2年レベルの専門基礎知識と研究倫理を身につけている生徒は、入学後の伸び代が保証された魅力的な人材として映るのです。
就職を希望する生徒にとっても、採用環境は盤石です。JR東日本、東京電力、トヨタ自動車、日立製作所、キヤノン、IHIといった日本を代表するインフラ企業や重工業・電機メーカーから、生徒1人あたり数十件におよぶ求人票が集まります。一般の普通科高校から高卒就職を目指す場合と比べ、職種の選択肢や企業の規模感において圧倒的なアドバンテージを有しています。