かつての安達有里といえば、バラエティ番組での物おじしない発言、自身の写真集出版、さらには美容整形の公表など、世間の常識をことごとく覆す言動で渦中の人であり続けた。カメラが向けられればいつでも期待以上のリアクションを返す、強烈なセルフプロデュース力の持ち主だった。
しかし、ここ数年はテレビなどの大型メディアへの出演がめっきり減っている。これは決してオファーが途絶えたわけではない。年齢を重ねる中で、自らの心身の健康と静かなプライベートを守ることを最優先にするという、彼女自身の強い決断によるものだ。カメラの前で演出された「破天荒な名物ママ」を演じ続ける必要は、もうどこにもないのだ。