前大会で日本中を熱狂の渦に巻き込んだABEMAの全試合無料生中継。あれは日本のスポーツジャーナリズム史に残る革命だった。マルチアングル映像、高画質配信、サーバーの強靭さ。あれを一度体験してしまった視聴者は、もはや画一的なテレビ中継だけでは満足できない身体になっている。
今回のサッカー中継においても、ライブストリーミングの主役に名乗りを上げるのはやはりネット配信陣営だ。ABEMAがどこまで無料枠を維持できるか、そして在京民放5社による公式ポータルTVerがどれだけ地上波同時配信をカバーできるか。この2つの動向が日本の視聴環境を左右する。TVerは追っかけ再生や見逃し配信に強みを持つ一方、権利関係の制約から一部の試合で配信が見送られるケースもある。安定したビットレートとUIの軽快さを求めるなら、まずはこの2大サービスの公式アナウンスを逃さずチェックしておくのが鉄則だ。