単なる芸能人の不倫スキャンダルにとどまらず、社会現象化するほどのバッシングへ発展した最大の理由は、「嘘の上塗り」と「流出LINEの生々しさ」にありました。
2016年1月6日深夜に開かれたベッキーさんの単独記者会見では、白いブラウスに身を包んだ彼女が深々と頭を下げ、「お付き合いということはなく、友人関係である」と釈明しました。記者の質問を一切受け付けない一方通行の会見形式にも批判が集まりましたが、真の致命傷となったのはその直後に投下された週刊文春の追撃弾でした。
紙面に掲載された流出トーク画面には、世間の目を嘲笑うかのような赤裸々な言葉が並んでいました。
- 「友達で押し通す予定!笑」(ベッキーとされる発言)
- 「逆に堂々とできるきっかけになるかも」(川谷さんとされる発言)
- 「ありがとう文春!」「センテンス スプリング!」(双方のやり取り)
「清純派」「真面目で礼儀正しい優等生」というパブリックイメージを徹底して構築していたからこそ、公の会見で見せた神妙な態度と、裏のメッセージで交わされていた傲慢とも取れる言葉のギャップに対し、世論は激しい生理的嫌悪感を抱く結果となりました。
なお、この流出経路については「川谷氏の元妻がクローンiPhone等を用いて保全したトーク履歴がメディアに渡った」とする説など諸説報じられましたが、プライベート空間での油断が招いた代償はあまりにも甚大でした。