東洋医学において、肩甲骨周辺は全身の気血が巡る重要ルートです。頑固なコリを即効で鎮めるために知っておくべきけんびきツボを4つ厳選して紹介します。
① 膏肓(こうこう)
肩甲骨の内側縁、背骨との中間(第4・第5胸椎の高さ)にある特効穴。「病、膏肓に入る」の語源となったツボであり、身体の深部に潜む慢性疲労や背中の激痛を緩和する最重要ポイントです。
② 肩井(けんせい)
首の付け根と肩先を結ぶラインの真ん中にあるツボ。僧帽筋の緊張を一気に緩め、首から肩にかけての重だるさを解消します。
③ 天宗(てんそう)
肩甲骨のほぼ中央にある窪み。押すと腕や背中全体に心地よい刺激が響く場所で、肩甲骨全体の可動域を広げる効果があります。
④ 風池(ふうち)
後頭部の生え際、首の太い筋肉の外側にある窪み。首の緊張を根本から解放し、けんびきに伴う頭痛や目の疲れを和らげます。
ツボを押す際は、「痛気持ちいい」と感じる強さで、深呼吸を吐きながら5〜7秒かけてゆっくり圧をかけ、吸いながら戻す動作を3〜5回繰り返すのが鉄則です。強い力で力任せに突くと筋繊維を痛める原因になるため注意してください。