Q1:日本国内に生息・飛来する鳥の中で最も大きい種は何ですか?
A1:翼を開いた長さ(翼開長)で日本最大なのは、冬鳥として北海道などに飛来する天然記念物のオオワシであり、翼開長は約2.2〜2.5メートルに達します。また、立ち上がった際の体高や体長では、北海道の湿原に生息するタンチョウ(体高約1.4メートル、翼開長約2.4メートル)が日本最大の鳥類とされています。
Q2:飛べる鳥の体重には、なぜ15〜20キログラムという限界があるのですか?
A2:鳥類が羽ばたいて自力で離陸するためには、体重を支えるための胸筋パワーと翼の面積が比例して増大する必要があります。しかし、体重が2倍になると必要な翼面積はそれ以上に拡大しなければならず、筋肉自体の重量が負荷となって離陸に必要な揚力を生み出せなくなる物理的限界(筋肉出力と空気力学の力学的閾値)が約15〜20キログラム付近に存在するためです。
Q3:エピオルニスの卵の殻は現在でも発見されることがありますか?
A3:マダガスカル島の海岸沿いの砂丘地帯などでは、現在でも強風や侵食によってエピオルニスの卵殻の破片が地表に露出することがあります。完全な球形を保った卵の化石は極めて希少であり、世界各地の自然史博物館に収蔵されているほか、国際的なオークション等で学術的・歴史的遺物として高額で取引されるケースも存在します。