多くの読者が最も気をもんでいる「宇宙兄弟はいつ完結を迎えるのか」という命題について、講談社『モーニング』での掲載ペースと単行本の刊行データから冷徹に分析する。本作は現在、物語の最終章に突入しており、モーニング誌上でもクライマックスに向けた緊迫感あふれる展開が1話ずつ丹念に紡がれている。
小山宙哉は公式ファンクラブの配信や各種メディアのインタビューにおいて、「結末までのネームやラストシーンの構想はすでに固まっている」「一コマ一コマに全力を注いで描き切る」と繰り返し言及している。週刊連載の枠組みを維持しながらも、作画クオリティと心理描写の密度を保つために綿密な取材と休載を適切に挟む制作体制が定着しており、無謀な引き延ばしや急ぎ足の打ち切りとは対極にある。
直近の単行本動向を振り返ると、既刊44巻に続く最新エピソードのストック状況から、最終回を収録する完結巻は第45巻ないし第46巻となる公算が極めて高い。1巻あたり8〜9話が収録される構成を踏まえれば、物語の残されたエピソード数はわずかであり、最終ページがモーニング誌面を飾る瞬間は秒読み段階に入っている。長年伴走してきたファンにとって、リアルタイムでその歴史的幕引きを目撃できる猶予は、まさに今この瞬間に限られている。