「ひとくち噛んだ瞬間、果汁が弾け飛ぶ」。そう絶賛されるのが、夏場にピークを迎える菅生名物のスイートコーンだ。メロン以上の糖度18度超を記録することもあるこのトウモロコシは、菅生地区特有の昼夜の激しい温度差と、水はけの良い火山灰土壌が生み出した奇跡の産物と言える。
農家がまだ暗い午前3時から収穫し、その日のうちに直売所の棚へ並べる。糖度が低下する前に手に入れようと、早朝から多くの人々がカゴを手に買い求める。蒸したての甘い香りが漂う店頭の実演販売コーナーは常に人だかりができ、まとめ買いしていく客の姿が後を絶たない。