Q1:犬が舌をずっとペロペロと出し入れしているのはストレスですか?
A1:ストレスや強い不安(カーミングシグナル)による緊張緩和行動のほか、胃酸過多や吐き気、口腔内の違和感(歯周病や異物挟まり)、てんかん発作の前兆(フライバイティング様行動)など、消化器・神経系の異常が引き金となっている場合があります。頻繁に続く場合は動画を撮影して獣医師に見せることを推奨します。
Q2:老犬になって舌が完全に出っぱなしになりました。日常生活で気をつけるケアはありますか?
A2:露出した舌は外気によって乾燥しやすく、ひび割れや潰瘍、感染症を起こすリスクが高まります。こまめな水分補給を促すとともに、動物用口腔保湿ジェルを薄く塗布して乾燥を防いでください。また、冬場の暖房器具による舌の低温火傷や、自らの歯で舌を噛んでしまう事故にも注意が必要です。
Q3:舌の裏側に水ぶくれのような膨らみを見つけました。これは何でしょうか?
A3:舌下腺や顎下腺の導管が損傷・閉塞し、唾液が周囲組織に貯留する「唾液瘤(ラヌーラ/ガマ腫)」の可能性が高いと考えられます。自然治癒することは稀で、放置すると巨大化して嚥下困難や呼吸困難を引き起こすため、速やかな外科的処置(開窓術や唾液腺摘出術)が必要です。