蒸し器を使いこなすための基本は、蒸気の立ち上がりと火加減のコントロールにあります。栗原はるみ流の蒸し器の使い方をマスターすれば、失敗しがちな繊細な料理も料亭級の仕上がりに到達します。
代表格である「栗原はるみ 蒸し器 茶碗蒸しの作り方」では、火加減の繊細な調整が鍵を握ります。鍋底にスチームプレートをセットして湯を沸騰させた後、卵液を注いだ器を並べます。最初は強火で約1〜2分表面を固め、その後に極弱火へと落として蓋を少しずらし、約10〜12分じっくり火を通すことで、「す」が一切入らないシルクのようになめらかな口溶けが完成します。
また、日々の食卓で重宝する栗原はるみの蒸し器レシピとして根強い人気を誇るのが「豚肉と季節野菜の重ね蒸し」です。キャベツやりんご、旬の根菜をスチームプレートの上に敷き詰め、豚バラ薄切り肉を広げて蓋をし、強火で約7〜8分蒸し上げるだけ。余分な脂がプレートの穴から下に落ちるため、驚くほどヘルシーかつ旨味の凝縮されたメインディッシュが短時間で完成します。付属の香味タレや自家製ポン酢を添えるだけで、素材の力が引き立つ一皿になります。