ネット上のコミュニティやSNS、知恵袋などの相談窓口には、ランタナを地植えしたオーナーたちによる切実な後悔の声が毎日のように投稿されています。現場で何が起きているのか、実際の体験談からその恐ろしさを紐解きます。
「新築の庭に彩りが欲しくて、ホームセンターで数百円のポット苗を3つ買って植えました。最初の年は可愛らしく咲いていましたが、3年目には高さ1.5メートル、幅2メートルを超える巨大な藪に。トゲのある枝が隣家のフェンスを突き破り、根元はまるで桜の樹のように太くなって自力では抜けなくなりました」(40代女性・戸建て居住)
また、ペットの健康被害に関する痛切な告白も寄せられています。
「庭で放し飼いにしていたトイプードルが、突然激しい嘔吐を繰り返してぐったりしました。急いで動物病院へ連れて行ったところ、急性肝不全の疑いで即入院。医師から『庭にランタナはありませんか?』と指摘され、初めてその猛毒を知りました。命は取り留めたものの、治療費は15万円を超え、退院後すぐに家族総出で庭を掘り返しました」(50代男性・愛犬家)
こうした声に共通しているのは、「購入時に危険性に関する注意書きが一切なかった」という点です。園芸ラベルには「強健で育てやすい」「長期間開花」といったメリットばかりが強調され、生態系への影響や毒性については小さな文字で触れられているか、完全に省略されているのが現状です。