この時代、J-POPの第一線で活躍するアーティストたちがこぞって楽曲を提供し始めたことも大きなトピックだ。2006年放送の「ぼくはくま」は、宇多田ヒカルが初めて手掛けた童謡風の楽曲として大きな話題を呼んだ。シンプルでありながら奥深い歌詞と、彼女ならではのメロディセンスが、日常の愛おしさを包み込む。
さらに2008年には、アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が放送された。合唱コンクールの課題曲としても全国の中高生に広がったこの名曲は、青春期の葛藤と未来への希望をまっすぐに歌い上げ、時代を超えたスタンダードナンバーとして確立された。