頓宮裕真を語る上で、球界ファンに最も愛されているエピソードが「山本由伸との幼馴染関係」です。二人の出身地は岡山県備前市伊部。驚くべきことに、両者の実家は目と鼻の先、徒歩数秒の「お隣同士」という絵に描いたような奇跡の環境で育ちました。
頓宮が2学年先輩であり、幼少期は近所の広場や公園で一緒にキャッチボールをして遊んでいた間柄です。先にオリックスへ入団していた山本由伸のもとへ、2018年ドラフトで頓宮が指名されて合流した瞬間、運命の歯車が大きく動き出しました。
チームメイトとなってからも、ロッカーやベンチで見せる二人の自然体な掛け合いはファンの心を掴んで離しませんでした。山本が先発登板する試合で頓宮が値千金の本塁打を放ち、お立ち台で並び立つ姿はまさに漫画の世界そのもの。山本がロサンゼルス・ドジャースへ移籍した後も二人の親交は深く続いており、オフシーズンには合同自主トレや食事を共にするなど、海を越えて刺激し合う特別な関係性を保っています。